太ももの骨（大腿骨）は、骨盤の臼蓋というくぼみにはまり込むように関節を形成しています。
この臼蓋が先天性の原因や後天的ななんらかの原因によって、きれいにはまり込まないという場合があります。こういった状態を「臼蓋形成不全」と言います。その場合、股関節に痛みや張りなどの症状が生じることがあります。
先日、初診で来院されたKさんは先天的な臼蓋形成不全があって、股関節周辺に常に痛みがあるということでした。
もちろん整体では先天的に骨の形が変形しているものを正しい状態に戻すことはできません。しかし、Kさんの場合は股関節痛の原因が脚の筋肉の弱さや体全体のバランスにもあったため、整体とトレーニングによるケアで改善していきました。
先天的な問題だけが”全ての原因”とは限りませんので、お悩みでしたらお気軽にご相談くださいね。
